黒たまごに挑戦してみた!

草津温泉に行ってきたので、草津温泉で黒たまごに挑戦してみました。

黒たまごといえば、大涌谷の名物ですが、これを草津温泉でも作れるのではないかと思ったので、やってみました。

使った温泉はわたの湯の源泉です。

写真ではくもっていてわかりにくいですが、少し濁っています。

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こちらのページには30分間ゆでると書いてあったのでとりあえず、30分茹でてみることにしました。

 温泉の使う量を減らしたかったので、缶を切ってそこに卵を入れました。

たまごは普通の卵です。

温泉を入れます。

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火にかけます。

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沸騰のしかたがいつもと違います。

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写真では分かりづらいですが、黄色い泡が出ています。

30分後・・・

30分間ゆでても卵の表面に黒い点々出てきただけでした。

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よく調べると、大涌谷黒たまご館のホームページには約80℃の源泉で60分間ゆでると書いてあるので、さらに30分茹でることにしました。

温泉の成分がまだ残っているかを確認するためにphを調べました。

すると、源泉がphが約2だったのに対して、卵をゆでたお湯はphが約5でした。

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右が源泉 左が卵をゆでたお湯

これではこれ以上黒くならないかなと思ったので新しい温泉に入れ替えました。

どの段階で、中性に近くなるのかを調べるために10分ごとにphをはかりました。

さらに30分後・・・

結果は下のようになりました。

左から 源泉、10分後、20分後、30分後、水道水です。

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10分ですでにphは約5になっていました。

たまごは初めてから30分後とあまり変わらず黒い点がついているくらいでした。

殻には粉もついていました。

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むいてみると、中の卵にも黒い点がついていました。

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ゆでたお湯には、卵の殻の溶けたものがたまっていました。

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たまごは普通においしかったのですが、温泉卵の味ではなかったです。

やはり、温泉がすぐに中和されてしまうので、温泉が湧いているところや温泉が流れているところでないと出来ないようです。

今回の実験はここまでです。